■頭痛について
ズキズキと脈打つような痛みや、頭を締めつけられるような痛みを感じたことはありませんか。頭痛は、「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発性頭痛」の3つの種類に分けることができます。
■緊張型頭痛の原因と症状
肩や首といった部位の筋肉の疲れや緊張によって起きる頭痛が、緊張型頭痛です。血流が滞ると、筋肉への栄養素や酸素供給が低下したり、筋肉が硬直してさらに悪循環を引き起こし、痛みが増幅します。
日常生活における首肩の緊張には、不良姿勢(猫背)、眼精疲労、むちうち、寝違えなどがが主に挙げられます。
緊張型頭痛と同時に眼精疲労や肩こりといった症状が出る場合があります。
痛みは長時間続き、毎日のように症状が現れることもあります。
■片頭痛の原因と症状
脳の血管が急激に拡張して生じるのが、片頭痛です。片頭痛の原因は、脳の血管が炎症を起こし急に広がることです。
寝不足やストレス、光や音といった刺激によって血管が刺激され、広がることで痛みの症状が現れます。
日常生活において、脳の血管が拡張するのには、ホルモンバランスの乱れ、気圧の変化、精神的ストレスなどが考えられます。
そして頭痛以外にもめまいや吐き気、肩こりなどの症状が見られます。